07,3,31    南阿蘇村


02,4,16    南阿蘇村

  ヤマネコノメソウ(ユキノシタ科)
 山地の半日蔭で湿り気のある林縁や林下などに生える多年草で走出枝はない。
根生葉は腎円形で長い柄があり、ふちには浅い鋸歯がある。
茎は高さ10〜20cmで、1〜2枚の茎葉をつける。
葉や茎など、全体に長い毛が見られる。
茎頂に直径5mmほどの花をつけ、花弁はなく萼片は4枚で黄緑色。
 ヤマネコノメソウとネコノメソウは、ネコノメソウの仲間の中でもよく見られて似ても
いるが、茎葉がネコノメソウは対生するのに対し、ヤマネコノメソウは互生するという
違いがあり、又、ネコノメソウは水辺などの湿地に多いのに対し、ヤマネコノメソウは
やや乾燥した土地にも生育することでも区別することができるという。

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