08,4,14   高森町


<参考>セトガヤ

スズメノテッポウ(イネ科)
 「雀の鉄砲」 ”雀の”とは小さいものを指し、テッポウは細い花穂を鉄砲に
見立てたもの。
 茎は円柱形で中空、葉は線形で先は次第にとがり柔らかく無毛。3〜5月
に茎の先に円柱状に細長い淡緑色の穂を出す。
全国に広く分布する一年
生草本。水田や路傍、荒れ地などいたるところに生育している。春の水田に
生育するイネ科雑草の代表の1つであり、やや乾燥した場所から表水が見
られるような場所まで広い立地に生育する。茎は円柱形で中空、葉は線形
で先は次第にとがり柔らかく無毛。3〜5月に茎の先に円柱状に細長い淡緑
色の穂を出す。雄しべの葯は、開花直後は白色であるがすぐに黄褐色とな
る。子どものころ、スズメノテッポウの花茎を抜き取って笛を作ってはピーピ
ーと鳴らして遊んだものだ。

 セトガヤによく似るが、セトガヤはやや温暖な地方に多く、雄しべの葯が白
色であり、1つ1つの穂がスズメノテッポウよりも大きい。

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