「亜米利加風露」 その名が示すように北アメリカ原産の帰化植物で、戦後、種子が 牧草などに混ざって持ち込まれ、現在では路傍や荒れ地、畑などをはじめ市街地など でもよく見られるようになっている。 一年草で、葉は大きく3〜5裂し、それぞれの裂片はさらに分かれ、葉の縁や葉柄・ 茎は赤味を帯びることが多い。花は淡紅色からほとんど白色まで、茎の先端に小さく 散房状につく。萼の縁には毛が多く、雄しべは10本。花期は4〜11月までと長い。