１３，７，１３　　　　　阿蘇野草園


１３，７，１３　　　　　阿蘇野草園

クマノミズキ（ミズキ科） 
 「熊野水木」
山地に普通に見られる落葉樹。熊野に見られるミズキという名が示すように近畿
以西に多いという。
樹高は８〜１８ｍで樹皮は暗灰褐色。
葉は、卵状楕円形で先はとがり、基部はくさび形。対生する。
新枝の先に白い小さな花が密集して咲く。花弁は４枚、おしべも4本で、中心部
には1本の花柱がある。
ミズキに似るが、花期がミズキより１か月ほど遅く、葉が対生（ミズキは互生）で
あること、葉柄が葉身の半分程度で短いこと、棚状の枝とならないことなどで見
分けることができる。

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