10,9,21     南阿蘇村


イタドリの新芽      06,4,17 阿蘇市


10,9,21     南阿蘇村

   イタドリ(タデ科)
  「虎杖」 「杖」は茎、「虎」はそのまだら模様を指すと
いう。イタドリの名は、若葉に止血効果があり、痛みも和
らぐとされることから「痛み取り」の詰まったものという。
別名の「スカンポ」は、食用にもされる若い茎に酸味があ
り、中空で茎を折るとポコッと音がすることから。
 山野で普通に見られ、荒地や崖地などでも太く強靭な
地下茎によって繁茂する雌雄異株の多年草。春先に竹
の子のように若芽が伸び、草丈は2m程にもなる。茎は
中空で、若いうちは柔らかく、古くなると木質化する。葉
は互生し、夏には枝端と葉のわきに総状花序をつけ、白
色か紅色の小花をたくさんつける。

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