10,9,20     南阿蘇村


02,9,14     南阿蘇村

ミズヒキ(タデ科)
 「水引」 まっすぐに伸びた長い花穂に小さな花が並ぶ。花弁はなく、
花弁の様に見える萼が上が赤く、下が白いため上から見ると赤、下
から見ると白く見える。名は、これを紅白の水引に例えた。
 この花を見ると、花の名付け親はよほど細やかな観察をし、繊細で
豊かな感性を持っていたのだろうと感心させられる。この小さな花び
らの表と裏がきっちり色分けされていることを見い出し、そこから水引
を想像した感性に感嘆させられる。
 ミズヒキの、白化種は、ギンミズヒキと呼ばれる。また、名前の似た
キンミズヒキはバラ科で科を異にする。

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