10,9,12    南阿蘇村

オオブタクサ(キク科)

 「大豚草」 北アメリカ原産の帰化植物で、河原や荒地などに大群落を
つくっている。大のつく名が示すように、茎の高さは1mから3mにも達す
る。茎は太さ2〜4cmであらい毛がある。葉は対生し長い柄がある。形は
掌状に3から5裂し、縁は鋸歯状。葉の様子がクワに似ているところから
クワモドキの別名をもつ。
 夏、茎の上部に多数の雄花が長い穂をつくり、その基部に雌花をつけ
る。その花粉はブタクサと同じく花粉症の原因として嫌われている。


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