「大豚草」 北アメリカ原産の帰化植物で、河原や荒地などに大群落を つくっている。大のつく名が示すように、茎の高さは1mから3mにも達す る。茎は太さ2〜4cmであらい毛がある。葉は対生し長い柄がある。形は 掌状に3から5裂し、縁は鋸歯状。葉の様子がクワに似ているところから クワモドキの別名をもつ。 夏、茎の上部に多数の雄花が長い穂をつくり、その基部に雌花をつけ る。その花粉はブタクサと同じく花粉症の原因として嫌われている。