10,9,23    高森町

シロザ(アカザ科)
  「白藜」 古く、農耕の伝来とともに帰化したと考えられる”史前帰化植物”の
一つとされる。農耕地の周辺や荒れ地、道端などに生育する一年草。
 草丈は1,5mほどにもなり、茎は丈夫で硬く、秋になると赤紫色になる。葉は
芽生えた直後は三角形、上部のものでは被針形になる。花序は短く、枝先の葉
の脇に円錐状につき、黄緑色の小さな花を多数つける。
 似たものでアカザがあるが、若い葉の中心部に白い粉状のものがついている
のがシロザ、赤いものがついているのがアカザ。

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