「縮笹」 山野の林縁や道端などに生える一年草。 茎は枝分かれしながら地表を這って多数の葉をつける。 葉は互生し、広披針形で、先がとがり、縁が縮んで波打つ。 茎先に穂状花序を伸ばし小穂を多数つける。果期には芒から粘液を出し、 動物や人にくっついて運ばれる。いわゆるひっつき虫のひとつである。 名は、葉が笹に似てその縁が縮んでいることによる。