12,12,7    南阿蘇村


 05,12,4     宮崎県・日之影町

イイギリ(イイギリ科)
 「飯桐」 名は、昔、大きな葉っぱにおにぎりを包んだ ことからという。
別名の「南天桐」は果実がナンテンに似るため。
 山地に稀に生える高さ15〜20mになる落葉高木で、太い枝が一ヵ所
から放射状に生える特徴がある。
 樹皮は淡灰褐色、材は白くて柔らかく、桐に似る。葉は互生し、葉身は
心形。花は5月ごろ咲き、円錐花序となり垂れ下がる。
 秋にぶどうの形に似た赤い実の房を垂らし、落葉後も長く残り、遠目に
も良く目立つ。

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