05,11,14    南阿蘇村


ムラサキシキブの花 (04,7,8)

 ムラサキシキブ(クマツヅラ科)
「紫式部」 秋に紫色の美しい実を付ける。名前も、その美しさをあの才媛、
紫式部に例えたものかと思いきや、これは当て字からきた誤解で、「紫しき
実」の転訛したものであろうという。(花おりおり)
 コムラサキとの区別が難しいが、コムラサキの方が、実は小さいが密に
つくことから観賞用とされ庭にもよく植栽される。ムラサキシキブは実付き
が少ない。花の付き方で比べると、花の軸が葉柄の付け根から出ている
のがムラサキシキブで、コムラサキは葉柄の付け根から少し離れたところ
から出ているという。又、コムラサキは株元からたくさんの細い枝が出て枝
垂れるのに対し、ムラサキシキブは、細い枝がよく伸びるが、枝垂れない。

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