21,11,2   南阿蘇村


20, 9,30   南阿蘇村

  コムラサキ(クマツヅラ科)
「小紫」 溝辺など日当たりの良い湿地に生える。ムラサキシキブとの区別が
難しいが、コムラサキの方が、実は小さいが密につくことから観賞用とされ庭に
もよく植栽される。ムラサキシキブは実付きが少ない。花の付き方で比べると、
花の軸が葉柄の付け根から出ているのがムラサキシキブで、葉柄の付け根か
ら少し離れたところから出ているのがコムラサキだという。又、コムラサキは株
元からたくさんの細い枝が出て枝垂れるのに対し、ムラサキシキブは、細い枝
がよく伸びるが、枝垂れない。
 名は、その実の美しさを紫式部に例えたものともいわれるが、これは当て字
からきた誤解によるものらしい。

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