矢護山で出会った花たち
ウツギ(ユキノシタ科)
通称ウノハナ(卯の花)、古く生け垣として植えられたようで、小学唱歌「夏
は来ぬ」にも「うの花の匂う垣根に」と歌われるが今は殆ど見られない。この
歌詞の匂いとは、その白い色映えの表現という。(花おりおり)
ウツギの名は、髄が空洞になっているので「空ろ木(うつろき)」からウツギ
に。また、「卯の花」は、卯月に咲くからや「ウツギの花」の略などとの説があ
る。