10,2,28  南阿蘇村


09,3,7   南阿蘇村


ヒゴコバイモノ葯       10,2,28 南阿蘇村 


ホソバナコバイモの葯

 ヒゴコバイモ(ユリ科)
 「肥後小貝母」名は九州中、南部に分布する。
 従来、トサコバイモとされていたが、花被片の鮮やかな紅紫
の縦すじ模様を特徴とするところから、網目状の花被片を特徴
とするトサコバイモとは別種とされるようになった。
 3〜5月、湿り気のある林縁などに生えるユリ科の多年草で
地下に白色・球形鱗茎をもつ。
 花は細い釣鐘形。同じ仲間のホソバナコバイモに似るが葯の
色で分けることができる。ヒゴコバイモの葯の色は黒紫褐色で
ホソバナコバイモは黄白色。
 葉は5枚で、茎の上部に狭披針形の2枚の葉を対生につけ、
その先にやや小さな3枚の葉を輪生状につける。


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