「鎌柄」 山地に普通に生える高さ4〜5mの落葉樹 葉は倒卵形で、基部はくさび形、先は尖る。縁には細かい鋸歯があり、互生する。 枝先に白色の五弁花を多数つける。花弁は円形のお碗状。 果実は秋に赤く熟する。 名は、材が固く、鎌の柄などとして利用されたことから。 別名のウシコロシ(牛殺し)は、牛の鼻ぐり(鼻環)に使ったことからとも、また、牛が 枝の間に角を入れると抜くことができなくなるくらいに、この枝が強靱であることから ともという。