「有田草」の名は、むかし駆虫剤として佐賀県有田に栽培されたことに よるという。 メキシコ原産の帰化植物で、道端や荒れ地などに生える1年草。 全体に薬のような香気がある。茎には稜条があり、よく枝を分けて葉を 密生させる。高さは50〜100cm。 葉は互生し長楕円形。不揃いの粗い距歯がある。裏面には黄色い腺点 が多い。 枝先の苞葉の脇に花穂をつける。花は緑色で白いのは雄しべの葯だと いう。